「ガソリン税の暫定税率廃止法案」を巡って、参議院は会期末ギリギリとなる明日土曜も審議を行うとの事。
参議院は自公が過半数を占めているので成立の見通しは低いとはいっても、こうした「熱量」が国会に生じるのはとても良い事だと思います。それが、政権へのプレッシャーにも、国民への問いかけにもなるのだから。むしろ、会期末の土日の審議が「異例」という事のほうが、いつもそんなに熱量が無いのか…と哀しくなるぐらい。
そして同時に思うのが、その数十分の1でも、皇統問題に対する熱量が政治の場にあればという事。
額賀、玄葉両氏の、しらーっとした感じの会見を見て、いっそう強く感じました。
会期末ギリギリの攻防どころか、短時間の「全体会議」だって、毎回「時間が無いので手短に」みたいな進行ばっかりで、ぜんぜん熱量が無い。意見の相違を超えて、本当にそれが「国体の護持に関わる問題」だと思うのなら、男系固執の党や議員だって、もっと熱量をもって主張していなきゃおかしい(結局「その程度」なんでしょう)。
立民の野田代表と馬淵議員の奮闘には感謝しつつ、やはり国会全体の「思いの濃さ」が全然感じられず、それがもどかしい。
宙ぶらりんのままでは、次世代の皇族の皆様は人生設計すらままならず、ご高齢の上皇・上皇后陛下もご心労を抱えたまま。そんな残酷な状況を招いてしまったという忸怩が、上記の会見からも、国会全体からも感じられない。
大半の議員が本気で考えていたら、参院選に向けてさらに強く主張していないとおかしいもの。民間の読売新聞が発した提言ほどの熱量も、国会のどこからも漂ってこない。
やっぱり、このテーマへの熱量は、国民がもっともっと上げて行かないとダメなんだ。
まもなく「愛子天皇論3」も発売。政治が「本来あるべき熱量」を持つまで、ノンストップで周囲から熱して行くぞ!























